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【3】カモリスト
カモリスト

  ちょっと詐欺とは違うんですが、これから色々話をする上での基礎知識として簡単にまとめておきます。

カモリストとは

 カモリストとは、悪徳商法等で騙された被害者、または騙されそうな見込みのある者の名簿の事です。  実際には必ずしもストレートに「カモリスト」と呼ぶわけではなく、場所や用途に応じて「〜リスト」と呼ばれることが多いです。カモリストとはそういったものの総称です。

 カモリストにいったん掲載されると悪質業者による二次勧誘のターゲットになり、職場や自宅に毎日勧誘電話を入れられたり、景品または商品が当選した旨のハガキ(もちろん嘘)が届くようになります。
 カモリストとは「脅せば金がもらえる人」のリストのことです。
 この情報は様々な詐欺(内職商法、架空請求、振り込め詐欺、出会い系サイト、ワンクリック詐欺、資格商法、等々)の間で流通し、増殖します。


防御方法

防御方法  カモリストには実際に被害にあった人だけが載るのではなく、見込みのありそうな人も載ります
 何かしら怪しい勧誘があったときには断り方も注意しましょう。
 よく架空請求のメールや郵便・電話への対処法として、断りの返事を出すのではなく「無視する」が基本だと言うのは、このカモリスト対策ためです。

 たとえばメールの場合、メールを配信している悪徳業者はプログラムで作成したメールアドレス宛にメールを送信しています。でたらめに作成したメール(ある程度の法則がありますが)なので当然のことながらほとんどエラーになって届きません。
 だから「迷惑メールを送らないで下さい」などと返事を出そうものなら、でたらめに作ったメールアドレスの中で「このメールアドレスは当たりだよ」と教えているようなものです。

 またこれは電話でも同じことが言えます。
 電話の場合は「090-xxxx-xxxxの電話番号の方ですか?」とか言ってかけてきます。
 これは上のメールアドレスと同じようにでたらめに電話番号を選んでかけてきています。
 なので、相手の悪徳業者はその電話番号の持ち主の名前も何も分かっていません。
 これに対して愛想よく付き合って話をしようものならどんどんこちらの情報が相手に漏れてゆきます。
 まず声で性別と大体の年齢が分かります。話し方などではっきりと断れない性格かどうか、ちょっとした雑談で生活環境や周りの交流関係が、カマをかけてみてバカかどうか、など、付け入る隙の材料となるものが揃ってゆきます。あと巧みに名前や住所を聞き出そうとされますのでそれだけは絶対に言ってはいけません

 まとめると、メールや郵送物などの間接的なものは基本無視(架空請求のコーナーで述べている発送元が裁判所である書類は別)。
 電話はすぐに切る。ただしいきなりガチャンとか相手を怒らして切るようなのは避けたほうが無難です。なるべく印象に残らないような切り方をするのが望ましいです。(相手の言うことにあまり耳を貸さずに「すみませ〜ん」とか言って切れば良いですかね)

 あとついつい話し込んでしまって断る時には念のためはっきりとした断り方をして下さい。  例えば「もう結構です。いいです」と言って断った場合、話の前後関係から断りの意図だというのは明白なのにもかかわらず「結構」「いいです」という単語自体の意味はどちらでもとれるということから勝手に承諾したことにされる場合があります。
 万が一商品や請求書などが送られてきれもすぐに返品してください。
 詳しくはクーリングオフのコーナーを参照して下さい。


カモリストの二次被害
 カモリストのせいで追い詰められた人のもとに、ときどき救世主のような顔をして現れる詐欺がいます。
 その詐欺は、こういった情報の一切を削除するという専門業者を装って近づいてくるのです。  全てのカモリストを洗い出してその中から貴方の名前を消しましょう、と言うのです。  しかし、これは真っ赤な嘘です。
 申し出に乗ると、高額な請求をされ、かつ新たなカモとしての価値を記録されます。勿論今まで通り悪質な勧誘は続きます

しかし見回してみると
 お得意様リスト、優良顧客リスト、大口顧客リスト、見込み先リスト、.... 呼び方と悪どさの違いがありこそすれ、どんな会社でも似たようなことをしていて、どこからがカモリスト級になるのかは難しい部分もあるなぁ、と思うこともあります。

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